JCB、不正検知システム改修へ 他社に開放し情報連携

JCBは2024年にも不審な取引を検知した際に加盟店や、他のカード会社が不正検知情報を共有できるようにシステムを改修する。システム開発インテリジェントウェイブ(IWI)と組む。最新の手口を把握し、同様の被害を防ぐ狙いがある。

新たな不正検知システムには30社ほどの参加を見込む。これまで多くのカード会社は、不正な取引を検知した場合、電話やメール、FAXで加盟店に連絡してきた。利用確認や商品配送停...